和島さんに教わるかご編み教室①
こけし、木地玩具、漆器…。山に囲まれた里山鳴子には、たくさんの木の文化が息づいています。あけび細工もそのひとつ。夏には葉が茂り秋にはおなじみの紫の実をつけるあけび、かごの材料としての蔓は葉が落ち始めた秋、地面を這う蔓を一本一本かきわけながら採るところから始まります。
採った蔓の節を取り、長さ、太さ別に仕分け、編む段にはぬるま湯に数日浸けやわらかくして…と膨大な時間をかけた後に編まれているかごや小物。
WSや編み方指導はされていらっしゃらない和島さんが、今年から特別に年に1, 2回だけその技術を教えてくださる事になりました。
専業のあけび蔓細工職人としては今や宮城県でただ一人という和島さん。その貴重なお話しと編み方、ぜひ実際に触れていただければと思います。
初日は編み目の種類や和島さんの実演様子を、二日目は実際に参加者の皆さんに編んでいただきますよ!
◎ナビゲーター:あけび蔓細工職人 和島常男さん