取り組み
サスティナブルツーリズム – Sustainable Tourism (ST)
鳴子温泉もりたびの会では、サスティナブルツーリズムに基づく旅づくりを行っています。
「訪問客、業界、環境および訪問客を受け入れるコミュニティーのニーズに対応しつつ、現在および将来の経済、社会、環境への影響を十分に考慮する観光」
国連世界観光機関(UNWTO)
サスティナブルツーリズムは、地域の文化や自然環境に配慮し、本物を体験し味わうことなどを通し、観光地に暮らす住民と観光客とが相互に潤うことが重要とする考えです。「持続可能な観光」とも呼ばれます。
アドベンチャーツーリズム – Adventure Tourism (AT)
鳴子温泉もりたびの会では、アドベンチャーツーリズムに基づく旅づくりを行っています。
「アクティビティ、自然、文化体験の3要素のうち、2つ以上で構成される旅行」
アドベンチャーツーリズムは、旅行者が地域独自の自然や地域の文化を、地域に暮らす住民とともに体験し、旅行者自身の自己変革・成長の実現を目的とする旅行形態です。
野外指導・環境教育
Leave No Trace (LNT)
LNTは、環境に対するインパクトを最小限にして、アウトドアを楽しむための環境倫理プログラムです。台湾はじめ、世界90カ国のアウトドアレクリエーションにおける行動基準です。
鳴子温泉もりたびの会には、指導者養成のできるLevel 2 インストラクター 1名が在籍しています。
野外救急法
野外のプログラムには様々なリスクが潜んでいます。指導者には野外プログラムに潜むリスク認知を高め、それらを予防すると同時に、万が一の傷病に備え、それらを正しく評価し処置するスキルが求められます。
鳴子温泉もりたびの会には、Wilderness Medicne Training Center (WMTC) の提供するコースを受講し、長期間の傷病者ケアや搬送法と、より広範囲な環境・疾病の問題の評価と処置を身につけたWilderness First Responder (WFR) 2名が在籍しています。
野外指導
世界中に野外指導者の認定プログラムを提供する国際団体Wilderness Education Association (WEA) は、野外指導者に必要なスキルとして、「野外生活技術」「遠征計画」「リーダーシップ」「リスクマネジメント」「環境に対する責任」「教育」の6つの柱を示してます。その全てのスキルを横断するものとして「判断」があります。
鳴子温泉もりたびの会には、野外指導を提供できるCertified Outdoor Leader (COL) 1名が在籍しています。